投資すべきか?ファイアアイとETの組み合わせ

インターネットが普及して数十年経ちますが、セキュリティの問題は未だ解消する日の芽を見ずに拡大するばかりで、クラッカーはその手練手管を駆使して今もサイバー犯罪を匿名下に起こし続けています。その手法は、アメリカでは水道のメーターのクラッキング、また日本でも家電(高度チップセットを搭載したゲーム機や家庭用レコーダー)にまで及び、将来には冷蔵庫にも無線LANや組み込み型のCPUなどが搭載される予定ですが、これをクラックすることで新たな踏み台を作りボットネットを構築しようという目論見が雑誌などで紹介されています。
ファイアアイはこうした危機を想定した上でサイバーセキュリティの構築をし、安全なイントラネット・インターネットを実現することを目的とした会社で、官公庁や金融機関・学校やヘルスケア系の会社などに導入事例があります。ファイアアイはこうしたパソコンをターゲットにしたセキュリティの構築のみならず、ETという組み込み系のコンピュータのセキュリティ業務も持っています。特に家電のETは有望視されており、その規模の拡大を見て投資の対象とされています。ETは簡単に言えば、ゲーム機でネット接続してネットサーフィンができるようなことを家電などでも可能とする組み込み(Embedded Technology)技術の事で、現在CPUやこれを取り付ける基盤の縮小化・廉価化に伴い、昔と比べて低価格で搭載できるようになっていることから、投資面でも注目されています。が、セキュリティに関して不安な面もあり、その点でファイアアイは蓄積してきたセキュリティの事例を活用して、堅牢なシステムの構築を実現するとされています。数多くの導入事例もあることから、投資家が注目しているET産業へのセキュリティ面での参入があれば大きな効果をもたらすでしょう。